感情の対処の方法
本当の自分になる旅が始まる
感情が起きてきた時どう対応するのか分かっているつもりでしたが、この本に書かれていることを読んでスッキリしました。
難しいことは何もありません。
ただ起きてきたことを、今こんな感情が起きてきたと感じて、受け流していけばいいだけです。
ただそれだけでいいんです。
起きてきた感情を、いい悪いと判断しないことです。
感情は起きてきたことに、今まで構築されてきた神経ネットワークがただ反応しただけです。
ただの反応です。
それをとやかく考えないことです。
受け入れて、そのあとはスルーしていきます。
起きてきた感情がよくないのでなく、いけないのはその感情の固執することです。
それでその感情が自分の中で溜まってしまいます。
それで色々な問題が起きてくるのです。
要はその感情が自分の中で続いていかないようにすることです。
そうやれていれば、感情が起きてくることに何も問題はありません。
本来感情にいい悪いはないのです。
ともかく感情が起きてくることは、自分では止められません。
起きてきたことの信号は、脳が考える前頭葉より前に、感情が起きてくる元になる扁桃体に先に入るからです。
何かあれば考えることより先に、感情が起きてきます。
それは脳の仕組みですから、どうしようもありません。
ですからやれるのは、感情が起きてきた後のことだけです。
そこをどうするかです。
『アセンションからリセット・リスタートへ 「天地の対話」シリーズ』三上直子著にこう書かれています。
それがすごく分かりやすく、よく理解できました。
これでこれからちゃんと感情に対処していきます。
本来、感情とは一過性のもので、喜怒哀楽すべて等しく、その時に生じている心の振動にすぎないのですが、自己憐憫とはそれを一過性のものにせずに、何度も再生して握りしめているものだからです。
そうなると悲しんでいる自分に逃げ込んで、思考停止をし、現実逃避の手段にさえなってしまいますので、〈ただ悲しむこと〉と〈自己憐憫〉は、〈今にいること〉と〈過去に執着していること〉というように、意味するところはまったく違うのです。
(20241114)感情の対処の方法